2014年5月15日木曜日

利休から学ぶ日々

5月ももう中盤へと差し掛かりました。梅雨の季節ももうそこまで。
個人的には体調の壊しやすい時期なので気を付けたいと思います。

さて、今日は雑ネタも入れながら書いていきたいと思います。
最近少しハマっていること(人)がります。
それは「千利休」。今さらながらですが...テレビやなんやらで取り上げられることも多いですが以前からこの人物には非常に興味を持っていました。

最近はこの人物に関する書を買いあさっては読んでいます。どんな人物だったのか?どんな人生を送ったのか?は今さらここで書く必要もないのですが、ただその美意識には少し触れたいと思います。

「侘び寂び」とセットのようによく言いますが、「侘び」と「寂び」は違った概念だとされています。
ここでお話すべきは利休の美的観念の侘び。
金や銀で飾られた華やかさや豪華さを美しいとするのではなく、質素さ簡素さの中にある本来の美しさを見い出すという美意識。
簡単に書きましたが、容易にできることではもちろんありません。

なぜ、利休の概念に今ハマるのか?少しおこがましい話ですが、将来的に創が目指す家づくりの概念に似ているからです。利休の思う「侘び」には到底辿り着かないのは重々に承知しています。
ただ、質素の中に生まれるそこはかとない静寂さが漂うお家みたいなものにはとても興味があります。そしてそこに本当の創の提案があるような気がします。

私なんかが簡単に言うべきことではないですが利休の茶の道に徹した生涯とそこに込められた想いは本当に素晴らしいです。憧れ、共感することも多々あります。
そこまでこだわり抜いた生き方をするには大きな覚悟と勇気がいります。しかしながら一生住むお家をご提案するということはそういうことだとも思います。

つらつらと後先考えずに書いたブログですが、こんな日があってもいいでしょう。

Text by M.M

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