立冬も過ぎ、冬へと突入です。めっきりと寒くなりました。
そしてこれからクリスマスシーズン。徐々にいろいろなところもクリスマスへの衣替えになっていきます。
昨日もお客様と...
私:「もうサンタさんのスタンバイはされているんですか?」
お客様:「家建てるから今年はサンタさんは来ないよって子供たちには言ってるんです!!」
私:「ハハハッ」
みたいなやりとりがあり、これから本格的に年末へと時は過ぎていくんだなと実感しました。
さてさて閑話休題、本題へ。
今日は少し難しいお話になります。できる限り分かりやすく述べていきたいとは思いますが...
消費税の増税を目前とした今、住宅の計画をお急ぎの方も多いことだと思います。増税と住宅ローン控除の関係性について触れていきます。言い換えますと、消費税が上がった分どれだけ国が援助してくれるの?ということです。
お国の支援、現行法では2000万円に対しての1%=
20万円が控除(返ってくる)されます。これは納めた所得税から。そして納めた住民税からは最大で
97,500円控除されます。
ということは?これが10年間続くということですから、合わせて最大で
2,975,000円が控除されるということになります。
逆に改正後(2014年1月1日~)はこれが4000万円に対しての1%=
40万円が控除されます。住民税からは最大で
136,500円控除されます。
ということは改正後は最大で
5,365,000円控除されるということになります。
現行法と改正後での差額は何と
2,390,000円。改正後の方が還元される(得になる)ということになります。
※上記の金額は一般住宅(長期優良住宅ではない)で算定しています
なら、増税後の方が得ではないかということになりますが、あくまでも上記の算定は単純計算でありますので
所得(年収)や扶養家族によっては納める所得税や住民税が変わるため損になる可能性も秘めています。簡単に言うと納めた所得税や住民税以上には返ってこないということです。
もっと言えば、どれだけの住宅ローンを組むか?いくらの家を建てるか?によっても「増税とローン控除の関係性」は変わってくるということになります。
難しい文章を長々とすみません。
今から計画される方には時間的に厳しいかもしれませんが、計画中の方はぜひともこの算定をして時期を考えて頂きたいなと思います。
こういうブログは書く方も読む方もしんどいだろな~。ほどほどにしとかないと。でも大事なことでしたから一度はこってりと触れておきたいなと思いました。
Text by M.M