先日、フラーっとお出掛けした時に
NAGARAGAWA FLAVOR(ナガラガワフレーバー)という
「いいもの」=「いい香り(フレーバー)」が集まる場所へ行きました。
洋菓子屋、パン屋、カフェなどのこだわりの食材を使った
美味しそうな香りのするお店や、
無垢材、無垢材の家具や小物を扱う木の香りがするお店、
他にも陶器やガラス製品をギャラリーのように扱うお店や
陶芸体験の出来る工房のある場所です。
午後からちょっとどこかへお出掛けしたいな、という時にピッタリ!
ゆっくり過ごせます♪
そこの無垢材を取り扱うお店に
いろんな種類の無垢材の一枚板がズラーッと並んでいました。
なかなか見られるものではないのでジーっと見ていると
朗らかな雰囲気の店員さんが声をかけてくれました。
そこで無垢材や家具に関する興味深いお話を聞くことが出来ました。
中でもイスについての話は、一番印象的でした。
西今モデルハウス |
日本ではダイニングテーブルのイスと言えば、
だいたい4脚一セットですべて同じイスです。
ですが、北欧ではちがいます。
キナリノより |
ダイニングテーブルに対してイスは4脚ともバラバラ。
最近は日本でも、こういった選び方をする方も居るそうな。
それはデザイン的に、カフェみたいでお洒落だから!
というものだと思います。
私もこのイスがバラバラなのは、
個人で好きなイスを選んでいるからだと思っていました。
ですが、実際はちがうようです。
朗らかな雰囲気の店員さんは、イスの話になると
「これ、女性のためのイスだから掛けてみて」
と勧めてくれました。
画像のようなアームチェアで掛けてみると、
座り心地はふつうのイスでなにが女性のためのイスか全く分かりませんでした。
「これはね、男性が座ると気持ち悪くて座っていられないんですよ」
気持ち悪くて?余計に分からなくなりましたが、
「座っているとね、足が閉じていくように設計されているんです」
足元を見てみると、意識はしていなかったのですが
上品な女性が座っているように足が閉じていました。
いつもはそんなことはないのに・・・(笑)
「女性の骨盤に合わせて作られています。
逆にこっちのイスは男性のための足が開いた状態が楽なイスです」
と。イスにも男性のためのもの、女性のためのものがあるのですね!
新しい発見です。
「次は、こっちのイスに」
*イメージ 家具屋さんより |
と。
今度も何のためのイスかは分かりませんでした。
「背もたれにもたれなくても、背筋が伸びる勉強や作業に向いたイスです」
確かに背にもたれてなくて、
意識していなくても自然に背筋が伸びていました。
こちらも逆に座ると背もたれにもたれるようになっているイスもありました。
イスはただ座り心地で選ぶのではなく、
座る人や座ってする目的で選ぶべきだと知りました。
北欧のチェアは「シンプルで機能的」とよく聞きます。
シンプルな形をしているのに座り心地がいい
と思っていたのですが、“機能的”には使う目的によって
リラックスする時には体が楽になるものや
作業する時には長時間座っていても疲れにくいといった
座るシーンを想定しながら人の体にフィットするように
考えられたイスなんだろうな、と思いました。
キナリノより |
イージーチェアNo.45 作:フィンユール
世界一美しい肘掛を持つイスで、長い間世界中の人から愛され続けています。
イージーチェアは座り心地のいいイスのことをいいます。
No.45は肘掛の美しい曲線で手になじむように計算されていて、
シートにも長時間座っても疲れない工夫がされています。
デザインが美しく、体になじむ座り心地のいいイスだから
流行に流されずに長い間人気を集めるのでしょうね。
リラックスして何時間でも本を読めそうなイスなので、
本が好きな人の書斎に似合いそうですね。
西今モデルハウス |
これからダイニングセットを選ばれる時、
LDKにリラックスする時のイスが欲しい時、
ちょっとしたスツールが欲しい時、
座ってみて座り心地はどうかに加えて
どんなシーンにかけるイスが考えてみて下さい♪
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