画像は二日間のスケジュール。みっちり缶詰状態の研修でしたが、なるほどためになる内容でありました。
研修の中身はSE構法に関する技術的な話や現場での納め方などマニアックなことがメイン。
研修室での講義は半分夢の中でした(スミマセン)
ただ、やはりと言いますか非常に興味深かったことは
大きな倉庫の中での建て方見学。
みるみるうちに組みあがっていくわけですが、ひとつひとつの工程に現地におられた大工さんも手を止めて下さりきちっと注意点などの説明もあり、ほほーんという感じでありました、はい。
SE構法の大きな特徴は構造材をつなぐ金物であります。
最大9mというスパンを飛ばす構造躯体だけに専用の金物は凄いもの。
基礎と構造材をつなぐ柱脚金物。地震で倒壊した建物の多くは基礎から柱が抜けとれてしまったりプレカットのつなぎ目が弱かったりが原因だとか。
※在来軸組工法が弱いということではありません。
次にプレカットされている工場にも見学にいきました。
ひとつひとつ丁寧に加工されていく姿に一同唖然。
二日目は午前中まで講義があり昼からは最終の試験がありました。
これに受かれば見事「SE構法管理技士」という資格を得ることができます。
合否の発表は後日。
今後、創として特に「安心や安全に対する姿勢」ということを考えさせられる研修でもありました。
意匠的なこともそうですが、家には家族を守る義務があります。SE構法を採用することが絶対的安心ではありませんが、いろいろなことに細心の注意を払い、お客様にはご提案をしていく必要があると改めて考えさせられました。
Text by M.M
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