2014年3月25日火曜日

増税を目前に思ふ。

最近、同業者さん、銀行さん、不動産屋さんその他建築に携われている方々とお話する機会も多く、そこで「最近どうですか!?」と業界では挨拶のような会話になります。
皆さんのお話をだいたい均した感想としては「年が明けてから住宅計画の方の動きが鈍くなった」ということ。それもそのはず、消費者にとって住宅に関わらず4月からの増税を目前に「どう動けばいいのか分からない」、「様子を見よう」、「本当に今が得なのか」といった心理が働くからだと思います。(大きな買い物を考えておられる方々は特に。)

増税を目前に、消費者心理から考えて住宅業界は少し追い風を感じます。
自分も、一消費者として思うことはまず、「消費税が8%」という感覚に慣れること、そして次に恐らくなるであろう10%をしっかりと想定できること。まずはこの2つの数字に慣れないとなかなか購入意欲は湧いてこないと思います。
もしこれが消費者の大多数の意見なのであれば、住宅を提案する側もお客様にとってベストな計画時期の提案、またベストな時期を見い出せるしっかりとした材料の提案をするべきだと切に思います。

繰り返しますが今は住宅計画も動きにくい時期。この気持ちはよくよくお察しします。
しかしですね、近い将来計画をお考えの方は足を止めずにいろいろな情報収集をした上で計画時期を見い出していって頂ければと思います。

暗い話題ばかりでうつむき気味になる昨今ですが、信じて前に進めば「いいこと」もきっとあるはず。
この住宅業界の追い風を少しでも払うべく創もいい家づくり(物づくり)を引き続き頑張ってきたいなと思ってます。

Text by M.M

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