2014年1月13日月曜日

暮らす光景をイメージしながら

モデルハウスのお話。
工事中真っただ中なのですが、少し視察も兼ねてのぞいてきました。
建物の概ねのシルエットも出来上がり、各業者さんも今は細かい工事へと突入という進行具合です。



画はリビングから望むビュー。
ご覧の通り包み込むような深い軒がかかり、何とも落ち着くリビングとなりそうです。

そう、今回の建物には「大きな屋根」というキーワードを重きにおきました。
大きな屋根があるから安心できる。大きな屋根があるから建物の耐久性も持続する。大きな屋根があるからお庭ともつながりやすくなる。大きな屋根があるから建物の外観もボリュームが増し格好よくなる。大きな屋根があるから実用性にも優れる。

ぜひともお披露目の際にはご覧頂きたいひとつの要素であります。



少し分かりにくいですがこの画は建物本体から少し離れたところにある農作業に役立つ空間。
半外みたいな位置づけになるのですがスコップや釜をあえて見せながら収納したり野菜のストック場所として使ったりプチ田舎を感じられる癒しの場所です。

今回の建物のデザインに留意していることは作り過ぎないこと、格好良さや美しさを追求しすぎずあえて「どんくささ」を出し馴染みやすくすること。格好良さや美しさを出すことは正直そんなに難しいことではありません、いつも考えていることだから。しかし演出のため、「ほどよいどんくささ」を出すことの難しさには悩みました。

完成が楽しみな半面、不安で仕方ない部分もあります。いいものを作るということはこれを乗り越えてこそでしょうか。

またご報告します。

Text by M.M



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